インタビュー|かどや歯科医院|岡山県岡山市の歯医者・歯科

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歯を失わせないことと、失ってもお口から食べることを大切に。

いまある歯をなるべく長く使っていただくのはもちろんのこと、もし失ったらインプラントや入れ歯で治療し、「食べる」ことを支えていきたいと思います。実は、お口から食べるのに必要なのは歯だけではありません。誤嚥せずに飲み込む機能も大切です。飲み込む機能を調べ、少しでも長くお口から食べることをサポートします。

モットーは「患者さまとスタッフに笑顔を」。

正直に申し上げれば、痛みを伴う治療もあります。それでも、治療終了時には笑顔でお帰りになれるように気を配り、診療に取り組んでいます。その結果として、定期検診にも楽しく通っていただければ、私もうれしいところです。加えて、スタッフも楽しくやりがいのある仕事ができるように医院作りをしています。

ご説明・カウンセリングは、分かりやすさと話しやすさが肝心です。

患者さまのご理解の助けになればと、ご説明には画像や模型などを使用します。また、お困りの症状や治療に関するご希望は、カウンセリングにて伺います。お相手するのは、私ではなく歯科衛生士です。歯科医師よりも歯科衛生士、診療チェアよりも専用のカウンセリングルームのほうが話しやすいのではないかと思い、この体制にしました。患者さまの思いを余さず汲み取りたいという気持ちでおりますので、何なりとお伝えください。

内装の自慢は、大きな窓からハナミズキなどの植物が見えること。

患者さまにゆったりと心地良い環境で治療を受けていただきたいというのが、私の願いです。開放的で明るい空間を意識し、診療室は天井を高く作りました。天井に木の梁が見えるデザインは、医療機関では珍しいのではないでしょうか。診療室の前の大きな窓からはハナミズキなどの植物が見えます。少しでも、当院に足を運びやすくなればと思います。

「お口から食べ続けること」を軸に、学びを広げてきました。

1986年3月に岡山大学歯学部を卒業後、岡山大学歯学部第2補綴科に入局しました。補綴というのは、入れ歯など歯の代わりをする人工物のことです。歯を失った方にもお口から食べる喜びを持ち続けていただくため、入れ歯の勉強をしっかりしたいと思いがありました。

開院後は歯を失わないように、定期検診による予防に力を入れています。それでも残念ながら歯を失って入れ歯が困難な方のため、開院当初からインプラントも勉強し、骨量が少ないケースにも対応できるようになりました。

そして近年は、脳卒中などの後遺症などで嚥下障害となりお口から食べることが困難な方へ「嚥下の評価」「食事形態の決定」をし、食べるための訓練なども行っています。長きにわたって、お口から美味しく食べる支援ができればと考えています。

これまで同様、これからも「食べる力」の維持をお手伝い。

診療していると、近年「口腔機能発達不全」や「オーラルフレイル」など口腔機能に問題がある方が増加傾向にあると感じています。食べ物を噛み砕き飲み込むことに問題が生じているのは、ご年配の方だけとは限りません。お子さまで、お口の機能が十分に発達していないケースも見受けられます。「食力」の維持を支援することで、健康寿命の延伸に貢献していければと考えています。